ぷらっとおでかけショッピング  キュランダのアーティストの作品を購入

この日も、快晴。
再び、バスに乗って、ダウンタウンへ。

海沿いをプラプラ歩くと、地元のアーティストたちののみの市が開かれていました。

一つ一つのお店が個性いっぱい。
プラプラと歩き、お店に並んでいる作品を眺めるだけでも楽しいです。
これも、急ぎ足の旅行ではないから味わえる、のんびり滞在型だからこそ。

と、ここで、キュランダで活躍しているFiona Reinbirdさんのアート作品に遭遇しました!

すべてがかわいい。



ニワトリさんも、フクロウさんも、めんどりもおんどりも、オウムも、すべて持って帰りたかったのですが、我が家は狭く、すべてを飾れるだけのスペースがありません。いろいろ、ダンナと、ワイのワイの相談した結果、この中の一匹を連れて帰ることにしました。



連れて帰ってきたかえるちゃんは、この子です。

いくらだったか忘れてしまいましたが、ちょっとしたプレゼント程度の価格だったような(1000円か2000円程度?)だったと思います。手作りで、金属プレートの上に、丁寧にガラス玉が配置されています。表情もコケティッシュで、なんだかうちの子たちにそっくりなんです。

今でも我が家のキッチンの横の壁に這い上がろうとするカエルちゃんがいます。
オーストラリア滞在のいい思い出を持ち帰ることができました。

こうした、一期一会で、偶然の出会いが、滞在をさらに有意義なものにしてくれます。

(ちなみに、2020年現在、Fionaさんのサイトがあるか調べてみましたが、やはりないみたい。この辺がアーティストなのかな。ですから、現地にいってその当時存在するアーティスト作品ともし出会うことができたら、ぜひ、ご購入をおすすめします!)

アボリジニーの音楽

オーストラリアの先住民族アボリジニーは、たくさんの音楽を持っています。

例えば、様々な生活の儀式で歌われます。
その歌は、狩猟の歌、葬儀の歌、ゴシップの歌、先祖の歌、土地や自然の歌、動物や四季に関する歌、伝説や等多岐にわたります。

また、使われる楽器も、自然の恵みから得られた材料で作られています。

一番有名なのは、デイジリドウーと呼ばれる木笛ですね。

低音でビブラートがかかった特徴的なサウンドで、遠くから魂がやってくるような音がします。


とても特徴的な音です。これは、ケアンズのアボリジニー文化村で2011年頃撮影したものです。

調べてみますと、木製ではあるものの、発音原理から木管楽器ではなく、金管楽器(!)に分類される、とのことです。管の一端の口当てに口を付け、息を吹き込みながら唇を震わせ、口や筒の中に共鳴させて、音を発生させるそうです。確かに、あのお腹の芯を深く揺らせるあのサウンドは、ただの木管ではなく、金管かも。

シロアリに食われたユーカリの長い幹から作られるようです。

ディジリデゥー以外にも、手拍子や腿をたたく、スティックのような拍子木、ブーメラン、中が空洞になった木の幹に爬虫類の皮を張った太鼓を楽器として用いてます。また、オーストラリアの北部では、大きなほら貝も用いるようです。

どうも、英語のサイトをみると、オーストラリの北部、北西部、東部、中央部等で、それぞれどの楽器が使われるのか、また、楽団の構成が違うようですね。

私たちはケアンズでこの音楽を聴きましたが、ケアンズ周辺では、通常、ディジリデゥー、拍手の他、シンプルに太鼓の場合が多く、拍子木が伴うのは、北部のものだそうです。

この時アボリジニ文化村で聞いた音楽では、拍子木もあったので、北部のグループに近い構成で演奏していたのでは、と思いました。

拍子木を打つアボリジニ。ちなみに、文化村では、参加型でお粉れます。観光客もこの拍子木を打って、音楽に参加します。ボディペイントもされます。(結構似合う!)






また、アボリジニのダンスには、狩猟の纏わるものも多かったです。
カンガルーが出てくるもの、また、シロアリを木の葉で探し出しているダンス等。
時に、ユーモラスで、時にシリアスで、自然と共生している民の強さを感じることができます。